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【有料級】接客・サービス業からIT業界へ転職する具体的なルート

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こんにちは。みきです。

コロナの流行がひと段落して、最近では外出自粛要請やイベントの人数制限などの規制がなくなり、コロナ以前の日常を取り戻しています。

コロナ禍で「満員電車に乗るの嫌だな・・・」「リモートワークしたいな・・・」という声をSNSなどでたくさん見ました。ただ、店舗勤務の方など、リモートワークできない勤務形体の方もいらっしゃいますよね。

私は以前店舗での接客業をしていましたが、今はIT業界でフルリモートワークで働いています。出社タイミングは、社内研修や来客時など、月に1度あるかないかです。接客業の時は、少しでも体調が悪いと起き上がるのも辛く欠勤になっていましたが、今は少し体調が悪くても、仕事をセーブしながら勤務できます。

そこで今回は、接客・サービス業からIT業界未経験でも転職するための具体的なルートについて、周囲の事例を交えて紹介します。

IT業界で働くメリット

リモートワークができる

IT業界では、リモートワークができることも多いです。

私が今勤めている会社では、社員の8割程度がリモートワークしています。(出社が必要なのは、総務・経理などのバックオフィスチーム)
また、事前に申請することで、自宅以外の帰省先や旅行先から勤務を行うこともできます。

会社は東京にありますが、北海道エリアや九州エリアなど、遠方に住んでいるメンバーもいます。打ち合わせはZoomで行い、社内のコミュニケーションはチャットで行うので、遠方のメンバーともスムーズにコミュニケーションが取れています。

売り手市場である

IT業界では、常に人手不足です。
私が勤める会社でも常に人が不足しており、大量に求人を出しています(笑)

職に困ることは少ないでしょう。

社内でのしがらみが少ない

IT業界は90年代頃から広がってきた業界なので、比較的歴史が浅い業界です。また、技術革新や変化が激しい業界なので、割とフランクな組織であることが多いように思います。

私の勤務する会社では、社長のことも⚪︎⚪︎さんと呼びますし、部署内ではあだ名で呼び合うなど、フレンドリーな組織だと思います。

少し注意したいのが、大手企業のグループ会社であるIT企業は、大手企業の文化を受け継いでいることがあるため、親会社の企業風土も確認することがおすすめです。
私が新卒で入ったIT企業が、大手メーカーの子会社だったので、社内の文化や伝統が親会社から受け継がれたものが多くあり、飲み会が多い、新入社員はイベントで出し物をしなければならない、飲み会では役職者を回ってお酌するなどの古い文化がありました。

IT業界で働くデメリット

長時間残業や突発的な残業があることも

普段、インターネット上で利用しているサービスが「障害が発生した」と言って利用できないことがありますよね。あれは裏でそのサービスに関わる関係者が必死にリカバリ作業を行っています。そのため、深夜や休日問わず、急な障害対応を行わなければならない職種の方もいます。


ただ、私はユーザーサポートの仕事で、問い合わせの受付時間が決まっているため、比較的残業や急な対応が少なくて済んでいます。

ITツールが覚えるのが大変

IT業界では、様々なITツールを駆使して仕事をしています。
勤怠を入力する際はジョブカン、社内のコミュニケーションはSlack、ファイルはGoogle Driveで管理して・・・みたいなことがあります。

また、「これまで使っていた⚪︎⚪︎というツールが××に変更になります」ということも頻繁にあります。
今の会社で、異業種から転職してきた同期がいたのですが、初めはITツールを覚えて使い慣れるのが大変だったようです。

デスクワークがメイン

デスクワークには、向き不向きがあると思います。私は高校生の頃から情報系の学部で、PC作業は全く苦ではなく、むしろ楽しいと思っていました。

ですが、私の高校時代の担任の先生は「私はデスクワークは耐えられない」と言っていました。(体育の先生でした)
また、私の知り合いはホテルのフロントをしていたのですが、ホテルの予約センターに異動になりデスクワークメインになったら「1日PC作業しているのが耐えられない」と言って、希望を出して別の部署に異動していました。

また、1日座りっぱなしなので、慢性的な頭痛・肩こり・腰痛を持っているメンバーも多いです。

接客・サービス業から業界を変える場合は、180度仕事の仕方が変わることになると思いますので、終日PC作業をすることになっても苦ではないか、よく考えることをおすすめします。

IT業界に転職する具体的なルート

①「未経験歓迎」の求人を探す

接客・サービス業の経験を活かすなら、営業、カスタマーサポート、情報システムなどの職種がオススメです。

この時点では「リモートワークで給与も多い未経験歓迎」という求人にはまず出会えないかと思いますので、一時的に給与が落ちてしまったり、リモートワークできなかったりと、待遇面ではまだ

「まずは経験を積む」ということを目的にします。

②就業して1年程度働く

1年を目安に経験を積みます。1年というのはあくまでも目安ですが、仮に「3ヶ月」だと経験としては少し短いかな、と感じます。

③同じ職種や業務内容で、現職より好条件な求人を探す

1年を目安に就業すると、「未経験」ではなく「経験者」になれます。その上で、同じ職種や業務内容で、今より給与が高い、家から近い、リモートワークができる、など今よりも好条件の求人に応募することができます。

転職エージェントを活用した転職もおすすめです。応募書類の添削や面接対策を受けることもできます。

ヒント:部署異動できる制度があれば、会社内で転職ができる

以前勤めていた会社では、年に1回グループ会社含めた部署異動の機会がありました。社員だけが閲覧できる求人サイトのようなものが用意されており、希望者は求人に応募すると、移動先の上司の方と面接を経て異動が決まります。合格になったらその時点で現職の上司に報告されます。もし不合格になった場合は、現職の上司や関係者には異動を希望した事実は一切伝えられない、というしっかりとした制度でした。

同じ部署で働いていた後輩は、サポートデスクの仕事が合わなかったそうで、部署異動制度を活用して、マーケティングの部署へ異動していました。

もし、今の職種ではなく他の職種にチャレンジしてみたい、という方は、部署異動できる制度があるか、求人票や企業のホームページなどから確認してみてください。

また、制度はあるが実際にはあまり活用されていない、という可能性もあります。面接の際に「前回の何人くらい異動したのか」など具体的に確認してみることをおすすめします。

まとめ:未経験歓迎の求人からチャレンジしてみよう

いかがでしたか?未経験で別の業界に転職するのはハードルが高いように感じられるかもしれませんた、未経験から経験を積み、より待遇のいい会社、また他の職種へ挑戦することもできます。

「今の会社にいていいのだろうか…」「リモートワークできる仕事がしたい!」と思ったら、まずは求人を探して応募してみることをおすすめします。行動あるのみです。