みなさん、PCの「単語登録」って、使っていますか?
自分の業務で使う専門用語や自分の名前、メールの定型文など、普段頻繁にタイプする文言ってありますよね。
そういった文言は、単語登録することがおすすめです!
単語登録とは?なんでやったほうがいいの?
キーボードで文字を打ち込んで変換する際に、あらかじめ登録されている文言に追加して、
自分で登録した文字を変換することができる機能です。
なぜ単語登録をおすすめしているかというと、
「早く」「余計な手間なく」「正確」な文章が打てるようになるからです。
例えば・・・
私が以前勤めていた会社では、代休のことを「振休(ふりきゅう)」と呼んでいました。
ところが「ふりきゅう」と打って変換しても、振休と変換されないので、「振替休日」と打って不要な文言を消すなどの手間が発生してしまいます。
そんな時に、あらかじめ「ふりきゅう」→「振休」と単語登録しておくことで、一発で変換できるようになります。
単語登録の手順
「ふりきゅう」→「振休」と変換したい場合を例に、手順をご紹介します。
<Microsoft IMEの場合>
- 画面右下に表示されている「あ」や「A」などと表示されているアイコンを右クリック。
- 選択肢から[単語の登録]をクリック。
- 単語の登録画面で、以下のように入力する。
単語ボックス内:振休
よみ:ふりきゅう
品詞:登録する文言に沿って選択
入力できたら[登録]ボタンをクリック。 - [ユーザー辞書ツール]ボタンをクリックして、単語の一覧に先ほど登録した文言が表示されていれば、登録完了。
Google IMEの場合も、ほぼ上記と同じような方法で登録できます。
おすすめの活用方法5選
では、一体どんな文言を登録すると、時短に効果的なのでしょうか?
単語登録を活用して20年の私が(笑)、おすすめの活用方法を5つ、ご紹介します。
- 自分の名前
何を登録するか迷ったら、まず自分の名前を登録してみましょう。
ご自身のお名前が当て字で、一発で変換されない方っていらっしゃいますよね。
ひなた → 陽葵
はると → 陽翔
など。(ちなみに上記は、2020年の名前ランキング上位のお名前です)
私も当て字なので、一発で変換されません・・・
そのため、新しいPCを使う時は、真っ先に自分の名前を単語登録しています。
- メールアドレスやURLを登録する
会員登録する際など、自分のメールアドレスを入力する機会って、意外と多いですよね。
コピペするのもいいのですが、単語登録しておくと便利です。
あど → XXXXX@google.com
う → https://www.XXX.co.jp (ちなみに「う」はURLの略です)
など、自分のメールアドレスや、頻繁に使うURLなどを登録すると便利です。 - 専門用語を登録する
業務でよく使用する専門用語は、デフォルトで単語登録されていないと思いますので、登録しましょう!
また、会社や部署名を登録するのもおすすめです。
み → みきヘルプデスク株式会社
i → アウトソーシング事業部
ぐ → グリチルリチン酸ジカリウム - よく使う英単語を登録する
英語のスペルって、並び順がわからなくなったり、打ち間違いをしたりすることありませんか?
私は英語が苦手なので、しょっちゅうスペルを忘れてしまいます・・・
また、サービスや製品名の正式名称って、初めだけ大文字とか、真ん中にスペースが必要など
よく見ると複雑なんですよね。
私はヘルプデスク担当者として、サービスや製品名は必ず
正式名称でご案内することを心がけています。
もしミスがあると、お問い合わせの回答全体の信用が損なわれる恐れがあるからです。
サービスの担当営業が、自分が売っている製品名を誤って記載していたら、
「この営業担当大丈夫?」って思いませんか?
そうならないためにも、単語登録しておいたほうが安心です。
g → Google Chrome
s → SharePoint
え → Exchange
余談ですが、上記はお客様の誤変換をよく見る単語たちです(笑) - メールの定型文を登録する
メールで使用する文言って、大体一緒ですよね。出だしとか結びの文章とか。
これを単語登録しておくと、メールの作成がかなり早くなりますよ!
お → お疲れ様です。
い → いつもお世話になっております。
み → みきヘルプデスクのみきと申します。
よ → よろしくお願いいたします。
ご → ご返信いただけると幸いです。
句読点まで含むのがポイントです!
まとめ:単語登録、侮るなかれ!
単語登録自体は、5分もかかりません。
この5分の手間を侮るなかれ。時短にもなるし、正確な文言入力ができて、リスクもありません。
個人的には最強で超簡単な時短テクだと思っています。ぜひ今日、今から単語登録を活用してください!