快適な月経ライフをサポートするアイテム5選
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月経を、穏やかに乗り切るアイテム5選

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月経の不快感は、減らせる

毎月やってくる月経。
痛みやだるさ、仕事や家事、育児との両立で、憂うつに感じることもありますよね。

私自身も、学生の頃から月経が重く、社会人になってからも何度も欠勤していました。
20代で婦人科系の疾患を経験したことをきっかけに、自分の体と向き合うようになり、少しずつ使うアイテムを見直していきました。

その結果、月経時の不快感がぐっと減り、今では「つらい時間」ではなく「体を整える時間」として過ごせるようになりました。

今回は、そんな私が実際に使ってみて「これは手放せない」と感じた5つのアイテムを紹介します。

経血カップ:不快感を大きく減らす革命アイテム

経血カップは、膣内に装着して経血をためるタイプのアイテムです。
初めて聞くと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、慣れるとナプキンには戻れないほど快適です。

ナプキンのような蒸れやかぶれがなく、空気に触れないためにおいも気になりにくいのが特徴です。
一度装着すれば数時間そのままで過ごせるので、長時間の会議や外出時も安心。
「そろそろ替えなきゃ…」という焦りがなくなり、心にもゆとりが生まれます。

使ってみて感じたのは、「自分の体調がよくわかる」ということ。
経血がサラッとしているときは体が整っていて、冷えやストレスがあると固まりやすくなる——。
そんな変化を目で見て感じられるので、体の状態を“見える化”してくれる存在でもあります。

外出時に無理をする必要はありません。
慣れるまでは、家でのリラックスタイムや在宅勤務の日など、安心できる環境で試すのがおすすめです。

吸水ショーツ:安心して過ごせる“二重ガード”

経血カップとあわせて使うと、ほぼ一日快適に過ごせます。

吸水ショーツはナプキンのようなズレやヨレがなく、動いても違和感がありません。
経血をしっかり吸収してくれるため、「漏れるかも」という不安が減り、布が体を包み込むような安心感があります。

使い捨てナプキンと違い、冷えを感じにくいのも嬉しいポイントです。
最近はレース素材やシンプルなデザインなど、普段使いできるおしゃれなタイプも多く、気分が明るくなります。

ただし、夜や経血量が多い日は注意が必要です。
寝返りなどで漏れやすくなるため、経血カップを大きめのものにしたり、防水シーツを引いたりして、工夫しましょう。

布ナプキン:あたたかさと「自分と向き合う時間

吸水ショーツを使う前は、布ナプキンを愛用していました。
使い捨てナプキンと比べて、肌ざわりがやさしく、そして何より“温かい”という感覚があります。

確かに洗う手間はありますが、その時間が「自分の体と静かに向き合う時間」に変わります。

日中は、バケツに「セスキ炭酸ソーダ」をぬるま湯で溶かしたものを準備しておき、使ったナプキンを入れておきます。
夜にまとめて洗えば手間も最小限。汚れが落ちにくいときは、45℃前後のお湯に酸素系漂白剤を入れるときれいになります。

私は小型洗濯機の「ウォッシュボーイ」を使って、予洗いしてから洗濯機に入れています。
布ナプキンや吸水ショーツの他、子どもの食べこぼした服の洗浄など、幅広く使っています。

布ナプキンは、付けている間のにおいも少なく、ゴミがでません。
サニタリーボックスを開けるときの嫌なにおいからも解放され、我が家ではボックス自体を撤去してしまいました。

デザインも可愛いものが多く、選ぶ楽しみもあります。
在宅の日や経血量が少ない日などにぴったりです。
「自分の体をいたわりたい」と思ったときに使うと、心まで穏やかになれます。

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低用量ピル:月経痛を根本からやわらげる選択肢

今は服用していませんが、以前は低用量ピルを飲んでいました。
月経痛が強い人や、PMS(月経前症候群)がつらい人には、一度試してほしい方法です。

ピルは痛みを和らげるだけでなく、ホルモンバランスを整えて周期を安定させる効果もあります。
「毎月のリズムが読めない」「気分の波が大きい」という人には特におすすめです。

もちろん薬なので、副作用や合う・合わないはあります。
不安な場合は、婦人科でしっかり相談してみましょう。
「飲む・飲まない」を決める前に医師と話すだけでも、気持ちが軽くなります。

私自身、「子宮腺筋症」と診断されたときにピルを服用していました。
周期が整うことで旅行や予定が立てやすくなり、1年ほどの服用後には症状が落ち着きました。
ピルという言葉に抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、痛みを和らげ、自分の体を見つめ直すきっかけになります。

痛み止め:がまんせず、必要なサポートを

最後に伝えたいのは、「痛いときは我慢しなくていい」ということです。
月経痛は、気合いで乗り切るものではありません。

私も以前は「薬に頼らないほうがいい」と思っていました。
でも、痛みを我慢していると体も心も緊張してしまい、1日が辛くなってしまいます。

市販の鎮痛薬でも、正しく使えば体への負担は少なく、快適に過ごせます。
痛みが強いときは、ためらわずに痛み止めを使いましょう。
そして、水分をしっかりとって、体を温めることも忘れずに。

自分の体を「守る」という意識で、必要なサポートを取り入れてください。

おわりに:自分の体にやさしい「月経時間」をつくろう

月経のストレスは、使うアイテムや考え方で大きく変わります。
経血カップや吸水ショーツ、布ナプキン、ピル、痛み止め。
どれも「つらい期間を少しでも楽にする」ための道具です。

すべてを一度に取り入れなくても大丈夫。
自分に合いそうなものから、少しずつ試してみましょう。

我慢の時間から、ケアの時間へ。
「月経=つらい」ではなく、「月経=整える時間」と思えるようになると、毎月の過ごし方が変わります。

忙しい日々のなかでも、自分の体をいたわる時間を。
その意識が、日々のくらしを穏やかにしてくれます。