冷えとり健康法で体と心を温める秘訣
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おしゃれより、あたたかさを。──冷え取りのススメ

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10代のころ、「おしゃれは我慢」と思っていた

中学生のころから、強い生理痛に悩まされていました。


修学旅行では一人だけ別席で新幹線に乗り、
運動会ではリレーの直前にうずくまって動けなくなったこともあります。

当時は「身体の冷え」を軽視していました。
制服のスカートは3〜4回折り。「タイツはいや!」と、真冬でも生足。

「おしゃれは我慢」と信じていた私の手足は、いつも冷たく、
平熱は35度前半でした。

今思えば、あの頃の私は、身体の小さなサインを見過ごしていたのだと思います。

20代で疾患が見つかり、身体と向き合うことに

20代のある日。
激しい生理痛で立ち上がれず、そのまま自宅で倒れ、救急車で運ばれました。
診断は「子宮腺筋症」。

治療のために低用量ピルを飲むようになりましたが、
「薬だけに頼らず、できることはないかな」と調べる中で出会ったのが、
冷えとり健康法」でした。

冷えとりが教えてくれた、あたたかさの力

冷えとり健康法では、
「上半身を厚着しすぎず、下半身を温める」──つまり「頭寒足熱」がポイントです。

真夏以外の外出時は、冷えとり靴下を2枚重ね。
家では4枚重ねにして、レッグウォーマーで足首を包みます。

トップスは薄手の長袖インナーにトレーナーを重ね、
室内で暑くなりやすいニットは減らしました。
ボトムスは締め付けの少ないウエストゴムのもの。
その下にレギンスを1枚履いています。

服の素材はウールやコットン。
夏はさらっとしたリネンも取り入れています。
天然素材の肌あたりのよさ、じんわりと温まる感覚はとても心地よいです。

また、朝や晩には白湯を飲むようになりました。
内臓からポカポカするので、眠い朝や疲れた夜にもやさしく水分補給ができます。

普段の飲み物はホットか常温。
夏場もできるだけ冷たい飲み物を避けています。

冷えとりを続けるうちに、
幼少期から悩んでいた便秘も自然と改善しました。
肌のトーンも明るくなり、「肌がきれいだね」「色白だね」と言われることが増えました。

体が軽くなり、心にも余白が生まれた気がします。
冷えを取るというより、“自分を温め直す”ような感覚でした。

暮らしの中に、冷えとりを

以前は「冷えとり=おばあちゃんの健康法」と思っていましたが、
今は冷えを感じるすべての人に伝えたいと思っています。

いきなり靴下を4枚重ねる必要はありません。
たとえば──

  • 朝白湯を飲む
  • シャワーではなく湯船に浸かる
  • ボトムスの下にレギンスを1枚履く

そんな簡単なことからでも、冷えとりは始められます。

季節を問わず冷えていた私ですが、
いまでは子どもに「ママの手、あったかいね」と言われるようになりました。

子どもにぬくもりを届けられる。
そのことが、私の心まであたたかくしてくれます。

身体を温め、身体を労わろう

冷えを取ることは、
ただ体温を上げることではなく、自分をいたわることだと思います。

身体を温めると、心もふっと温かくなる。
そんな実感を重ねながら、これからも、
おしゃれより、あたたかさを。

そんな暮らしを続けていきたいと思います。