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親に教えたい!迷惑メールの見分け方5選|事例あり

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スマートフォンやパソコンを使っていると、誰しも一度は受け取ったことがある「迷惑メール」。

見た目は本物そっくりで、うっかりリンクをタップしてしまいそうになるものもあります。

おばあちゃん

Amazonから「アカウントの確認」っていうメールが来たのよ〜

みき

お母さん、これ迷惑メールだよ!
絶対にメールのリンクを押しちゃダメだよ!

特に近年では、宅配便の再配達通知や大手ECサイトを装ったフィッシング詐欺が急増しています。

本記事では、迷惑メールの見分け方と、実際に届いた事例をもとに、詐欺被害を防ぐためのポイントを解説します。

迷惑メールの見分け方:5つのチェックポイント

1. 宛先の「@以降」を確認

送信元のメールアドレスを必ず確認しましょう。不自然なドメインは要注意です。

おばあちゃん

あらやだ…「アマゾン」って入ってるだけで安心しちゃってたわ…。

みき

「アマゾン」の部分は表示名といって、自由に変えられるの。
注目すべきはメールアドレスだよ。

本物は「amazon.co.jp(日本)」や「amazon.com」なの。

2. メールのリンクは絶対にタップしない

迷惑メールのリンクを押すと、偽のログインページに誘導されてIDやパスワードを知られてしまったり、個人情報を入力させられたりする可能性が高いです。

絶対にタップしないでください

3.「お金を払え」系はとにかく無視

「未払いがあります」「支払わなければ裁判を起こします」などの文言があっても、基本は無視して大丈夫です。

おばあちゃん

「裁判を起こす」とか書いてあると怖いのよねえ・・・

みき

督促状って、最終的に郵送で来るんじゃない?
心当たりのないお金を支払う必要はないよ。

4. 自分でインターネットで調べてみる

メールにあるドメインや文面を検索してみましょう。
詐欺の報告が見つかることも多いです。

おばあちゃん

同じような迷惑メールに関する記事が出てきたわ。

5.心配なら、他の人に聞くか自分で問い合わせる

どうしても心配で無視できない場合でも、一人で判断してはいけません。

他の人にもメールを見てもらうか、自分でインターネットで調べた問い合わせ先に連絡してみましょう。

メール内のリンクは絶対に押してはいけません

実際に届いた迷惑メールの事例

事例1:Amazonを装ったメール

タイトル:アカウントの確認のお願いと24時間以内の対応について

おばあちゃん

「.cn」って中国のドメインなのね。

事例2:Amazon本人確認を装う詐欺

タイトル:【重要なお知らせ】Amaonアカウントの本人確認のお知らせ

おばあちゃん

別の人の住所と名前が書いてあって、私の注文じゃ無いから
キャンセルしようと思ったのよね。

みき

騙されちゃだめ。メールアドレスがAmazonのものじゃないし、これも無視でOK。

事例3:Amazonからのお知らせが、なぜか三井住友カード?のアドレスで来る

タイトル:Amazonアカウントの個人情報確認のお願い

おばあちゃん

「smbc-card.jp」って、三井住友カード?

みき

Amazonからのメールなのに、三井住友カードのメールアドレスって変だよね。しかもこのメールアドレスは三井住友カードのドメインじゃないの。以下の記事にまとまっているから読んでみて。

事例4:佐川急便からの再配達のお知らせ(SMS)

みき

電話番号だけで送信できるSMS(ショートメッセージ)も注意が必要だよ。https://の後に注目。佐川急便が使用している「https://www.sagawa-exp.co.jp/〜〜〜」とは全然違うURLだね。

 

事例5:国税庁からのお知らせ(SMS)

みき

これもhttp://の後が国税庁と関係のないドメインだね。
国税庁はhttps://www.nta.go.jp/〜〜〜」みたい。

まとめ:不審なメールは無視!自分だけで判断しない

いかがでしたか?

不審なメールは、送信元メールアドレスや、SMSのリンク先のURLを見ることで、かなり見分けがつきます。基本的に、無視でOKです。

どうしても心配なら、他の人に相談したり、インターネットで調べたりしてください。

絶対に、自分だけの判断でメールのリンクはクリックしないでくださいね。

少しでもご参考になれば嬉しいです!